洗髪

ドレッドヘアを健康的に維持するためには、きちんと洗髪し、髪の毛を清潔でよく乾いた状態に保つことが大切です。

 

洗い方がノーマルヘアーとは違うため、最初は面倒くさく感じるかもしれませんが、一旦慣れてしまえば考えずに自然に出来るようになるハズです。(ドレッドヘアを自作する方法についてはフリーフォームメソッドを参照)

 

【頻度】

洗髪をする頻度は、週に1~4回程度です。「最低週に1回」という以外は、何回がベストということはないため、髪質や生活環境などにより、自分にとって最適な回数を探すとよいでしょ う。

 

人によっては毎日というケースもあります。※管理人は基本的に週に1回で、夏場はよく汗をかくので週3回ほど、...といった具合です。その時々の頭皮の状態によって変化させています。

 

【使うシャンプーの種類】

コンディショナー成分の入っていないシャンプー(ノンシリコン)、又は無添加石鹸を使います。お湯だけで洗う人もいます。

 

なぜかというと、ノーマルヘアと違い、ド レッドは髪の毛がランダムに絡み合い収縮した状態であるため、水分や不要な物質が蓄積されやすいからです。コンディショナー成分など余分な物質が蓄積され ると、ドレッドを内側から傷めたり、臭いの原因になったりします。

 

※管理人は、基本的にはお湯のみで洗い、気が向いたときに石鹼を使っています。以前は毎回石鹸を使っていましたが、髪の毛への刺激が強い感じがしたので、変えました。最初はもの足りない感じがしましたが、慣れると泡をすすぐ手間が省けてなかなか良いです。

 

ドレッドヘアの洗髪 無添加石鹸
管理人が使っている石鹸「純植物性シャボン玉浴用」

【洗い方】

1.髪の毛をお湯でよく濡らした後、シャンプーや石鹸を適量つけます。その際は、一旦適量を手にとってから添付するようにすると、つけすぎを防止することが出来ます。ドレッド化が進んできた時には、髪の毛にというより、頭皮につけるように意識すると良いでしょう。

2.髪の毛をスポンジのように考えて、髪の毛で頭皮を洗うような感じで洗います。ドレッド化が進んだ時は、各ドレッドの間から指を通して地肌を洗うというのもありです。

洗うときに円を描くようにして手を動かすと、ノーマルな髪が絡みやすくなり、ドレッド化を促進することが出来ます。ただし、ドレッド同士がくっつきやすく なるため(※1)、注意しておきましょう。ドレッド同士がくっつくのを避けるためには、洗髪・乾燥後にセパレート(※2)が必要です。

3.洗い終わったら、よく濯ぎます。ドレッド自体も揉み洗いの要領で丁寧に濯ぎましょう。シャンプーや石鹸などが残っていると匂いの元になったり、髪の毛が絡みにくくなったりするので、注意します。

4.乾かします。洗髪後、髪の毛を絞ったり振ったりして、大雑把に水気を飛ばし、タオルで拭いてさらに水気をとります。タオルで拭くときに円を描くように手を動かすと、ノーマルな髪が絡みやすくなり、ドレッド化を促進することができます。

その後の乾燥は、自然乾燥、夏場なら扇風機、冬場ならドライヤーなど、やりやすい方法でOKです。ドライヤーなどを使う場合は、髪に近づけすぎないように注意。生乾きのまま眠ると、臭くなったりドレッドの形が崩れたりするので要注意。

※1 1本1本のドレッドは、何もしないで放っておくと、お互いにくっつきあう性質があります。2本以上のドレッドがくっついて1本の束になることを「コンゴ」といいます。ずっとコンゴをつづけていると、やがて全てがくっいて1本の極太ドレッドになります。

※2 コンゴ(上記)を避けるためには、くっつき始めたころに引き離しておきます。例えば2本がコンゴしはじめたら、それぞれの先端を持ち、頭皮に向かって引っぱって離します。これをセパレートといいます。セパレートはコンゴの初期にしか出来ません。強くコンゴしてしまったものは、元に戻せないため注意しましょう。

 

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