ディープクレンジング

ドレッドヘアは髪の毛が複雑に絡まった状態であるためノーマルヘアよりも、様々な化学物質や汚れなどが蓄積しやすい傾向にあります。

 

それらを蓄積させたままにしておくと、ニオイの原因になるだけでなく、ドレッドを重くしたり傷めたり、といった問題を引き起こす場合があります。

そのため、日頃の洗髪では出来る限り余分な成分が残らないようにするため、コンディショナーが入っていないシャンプーや無添加石鹸を使います。

それでも月日が経つにつれ、髪の毛の中には、完全に濯ぎきれなかったシャンプーや石鹸の残留物が蓄積されていきます。加えて、余分な皮脂・汚れ・フケなども溜まります。

それらを除去し、ドレッドや頭皮を清潔に保つために行うメンテナンスが、重曹を使ったディープクレンジングです。

ディープクレンジングにより、日頃の洗い方では落とすことが出来ないドレッド内の残留物・頭皮の汚れ・フケなども、きれいに洗浄することが出来ます。気分的にもスッキリとするハズです。

 

【頻度】

基本的には1~2ヶ月に1回程度です。

 

何回がベストという決まりはありませんが、あまり頻繁にやりすぎると、乾燥過剰になり、頭皮や髪の毛に余分な負担がかかってしまう可能性があります。

 

頭皮の皮脂が多いか少ないかなど、各自の体質に合わせて最も快適だと感じる回数にしましょう。

管理人は普段は2か月に1回ほどのペースですが、夏場の汗をかきやすいときなどは月2回くらいにするときもあります。

 

【使うもの】

・重曹(料理に使うもの)
・風呂桶
・お湯

 

【手順】

1.風呂桶にお湯をはります。

2.お湯に重曹を適量(※)入れ、よくかき混ぜて溶かします。
※.分量に決まりはないので、少量から試して各自で最も快適な量を探しましょう。ちなみに管理人は、風呂桶1杯につき小さじ2~3杯の重曹を入れ、5~10分ほど浸しています。


3.上記で出来たものに、髪を浸します。頭の向きを変えながら、頭皮も含め、満遍なく浸すように注意します。浸す時間は5~15分ほどです。


4.浸し終わったら、髪の毛をよく絞った後(※)、お湯で洗髪します。髪の毛や頭皮に重曹が残ってしまわないように、丁寧に洗い流します。

※この時、桶に溜まったお湯を見てみましょう。落ちた汚れで濁っている場合があります。管理人はそれを見ると、「おっ!ちゃんと汚れが取れてる!」と嬉しくなります。


5.よく乾かします。

【注意点】

・重曹が目に入ってしまわないように、しっかり注意しましょう。

 

・頭皮や髪の毛に異常がみられた場合、すぐに使用を中止しましょう。

 

・あまり頻繁に行わないようにしましょう。重曹は髪や頭皮を乾燥させる性質があります。例えば週に2回など多く行いすぎると、乾燥過剰になり、頭皮やドレッドを傷めたり、逆に皮脂の分泌が過剰になってしまう可能性があります。

 

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