数あるドレッドヘアの自作方法のうち、もっともオーガニックで、歴史の古い作り方、フリーフォームメソッド。自然に任せてドレッドを形成させるため、人それぞれに異なった仕上がりになるのが特徴のひとつです。
日本ではまだそれほどメジャーな作り方とは言えませんが、世界中に愛好者がいます。
今回は、そんなフリーフォームで作られたドレッドのうち、強いインパクトのある個性派ドレッドをご紹介します。(最終更新日 2018年12月25日)
【超ロングドレッド】
以前、当サイトでも紹介したことがあるメタルヴォーカリスト、ブライアン・フェア(Brian Fair)の超ロングドレッドです。
20年以上もの長期間、切らずにフリーフォームを続け、その長さは床に届かんばかり。形や太さやもまばらで迫力の仕上がりです。
↑ブライアンが参加しているバンドOvercastのライブ映像
【真っ白のドレッド】
ドレッドにはいろんな色がありますが、まっ白髪のドレッドもまた強いインパクトがあります。
頭頂部に数本の細くて短いドレッドが混じっているのも、アクセントになっています。
ちなみに、その細く短いドレッドがどうしてできたかというと...髪が抜けていた部分が、再び発毛して伸びた後、ドレッドが形成されたため、他の部分よりも短くなった....と思われます。
【2本の板状ドレッド】
お次はスウェーデンのラッパー、Promoeのドレッドです。
セパレート(※)せず、ドレッドがくっつくに任せたところ、大きな2本の板状になったものです。顎髭もドレッドになっていて、強烈です。
※ドレッドは放置しておくと、互いにくっつき合ってより太い1本になろうとする性質があります。これを避けるため、くっつきはじめた時、互いを裂くようにして引っ張り分けるお手入れを、セパレートといいます。
【立体的ドレッド】
板状でしかも上方へ立ち上がった、立体的なドレッドです。これもセパレートせずに自然に任せた結果できあがったものです。とても珍しいスタイルで、バスキアのドレッドを連想します。
【終わりに】
いかがでしたか?
フリーフォームドレッドは、あらかじめデザインを決めて作ることが出来ない反面、人それぞれの髪質や環境によって、自然でオリジナルな仕上がりになるところが魅力のひとつです。
いま実行中の人や興味がある人は、Youtubeなどで検索し、いろんなフリーフォームドレッドをチェックしてみるのも楽しいでしょう。
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