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秋のドレッドヘアケア

秋のドレッドヘアケア

暑くてジメジメした夏から、涼しくて過ごしやすい秋へ。熱がこもりやすいドレッドヘアにとっては、ありがたい季節の到来です。

とはいえ、季節の変わり目は、頭皮もその変化に合わせていく時期。一時的にフケの増加・痒みなどの症状が表れることがあります。それらは、基本的には放っておけば、頭皮が環境に順応し、徐々に改善されていきます。しかし、なかなか治らない時は、対策をしましょう。(※1・2)

※1.もともとフケ性の人は、専門の医師にご相談ください

※2.「季節の変わり目でも別に問題はないよ~」という人は、そのままで大丈夫です。このページのことは気にしないでください(笑)

【フケや痒みの原因】
一般的に、夏の間は汗をかくことが多いため、ドレッドを洗う回数が多くなりがちです。これ自体は特に問題ありません。しかし、気温が下がって汗をかくことが減る秋になってからも、夏と同じように頻繁に洗っていると、必要な皮脂までも洗い流してしまう場合があります。すると、頭皮が過剰に乾燥してしまったり、反対に乾燥を補おうとして、皮脂が過剰に分泌されてしまったりします。これが、フケや痒みの主な原因になります。

【対策】
・洗う回数の調節
洗う回数が多い場合は、回数を減らしてみましょう。この場合の注意点としては、急に回数を変えないことです。少しずつ変化させ、徐々に頭皮を慣れさせます。例としては、1日おきに洗ってる場合、まずは2日おきにしてから、しばらく様子を見ます。大丈夫だったら、3日おきにして...といった感じで、頭皮の調子が最も良くなる回数を探しましょう。

・重曹で洗う
ドレッドを重曹で洗います(洗い方はこちら)。これは、普段から行うお手入れですが、通常の洗髪では落としきれていない汚れや脂分を洗い流すことが出来るため、試してみましょう。ただし、回数は月に1回、多くて2回くらいにとどめておきます。あまり頻繁にやりすぎると、頭皮の乾燥が進んでしまうからです。

・リンゴ酢で洗う
ドレッドをリンゴ酢で洗います(洗い方はこちら)。これも普段から行うお手入れですが、頭皮が乾燥しすぎている時には、適度な潤いを与え、また、殺菌も出来ます。ただしこれも、回数は多くても月に2回くらいまでにとどめておいた方が無難です。頻繁すぎると、髪の毛がサラサラになってしまい、ドレッド化が妨げられるからです。


※これらの対策をしてみて、症状が悪化したり、頭皮に異常が見られる場合は、ドレッドうんぬんではく、体質の問題などの可能性があります。専門の医師に診てもらいましょう。

【加えて...】
上記の対策とは関係ありませんが、夏の間、暑さ対策のためにドレッドを結ぶことが多かった人は、出来るだけ結ばないようにすると良いでしょう。髪の毛の自然な動きを妨げないようにすることによって、ドレッド化が促進されます。