(最終更新日:2019年3月30日)
ドレッドヘアに興味がある人が抱く疑問のひとつが「作るときは痛いの?」、ではないでしょうか?実のところはどうなのでしょう?
【ドレッドは作り方によっては痛いことも】
ドレッドヘアを作る時の痛みは、作り方によって違います。痛いと感じるものもあれば、全然痛くないものもあります。また、頭皮が敏感かどうかによっても、変わってきます。
例えば、「バックコーム」という作り方の場合、髪の毛を引っ張りながら逆毛を立てていくので、頭皮に負担が掛かり、痛みを感じることがあります。
また、ドレッドを作った後の根元のメンテナンス「締めなおし」と「セパレート」で痛みを感じることもあります。
「締めなおし」とは、ドレッドを作った後、月日の経過に伴って緩んだ根元をタイトに手直ししたり、はみ出した普通の髪の毛を再びドレッド内に編みこんでいく作業のことで、細い編み棒を使います。
根元を直すときは、髪の毛を引っ張るので、人によっては痛いと感じる場合もあります。また、頭皮が突っ張った感じがする場合もあります。
※締め直しは必須メンテナンスというワケではありません。フリーフォームで根元をルーズに保っていおきたい場合は行いません。
「セパレート」とは、2本以上のドレッドがくっついて1本になりそうな場合に、それらを引き剥がす作業です(詳しくはこちら)。これも、髪の毛を引っ張るので、人によっては痛みを感じることがあります。
美容院でドレッドを作りたい人は、どんな方法で作るのかや、どれくらい痛いのかなど、前もってお店によく質問しておきましょう。
【もっとも痛くない作り方は?】
もっとも痛みを感じないドレッドの作り方はフリーフォームメソッドです。
髪と頭皮を清潔に保ちつつ、自然の力に任せ、ドレッドが形成されるのを待つ方法なので、頭皮や髪への負担が少なく、痛みの心配がありません。
また、締め直しを行わず、根元をルーズに保っていくため、頭皮が突っ張った感じにもなりにくいです。
セパレートはするので、時には痛みを感じることもありますが、慣れてくると自分の各ドレッドのクセが分かってくるし、コツも分かってくるので、そんなに心配しなくて良いでしょう。
フリーフォームは、ドレッドの作り方の中で最も時間がかかり、また、美容院で作るドレッドのように、前もってどんなデザインに仕上がるかを予測することはできません。
その反面、頭皮と髪にかかる負担が最も少なく、お金がかからず、メンテナンスが最小限で済み、ナチュラルに仕上がります。
ドレッドを作り方には、どれにでもメリットとデメリットがあるため、事前によく検討してから実行にうつすと良いでしょう。